DELETE
テーブルに登録されているデータを削除するには、SQLコマンドの「DELETE」コマンドを使用します。
「DELETE」コマンドの基本的な構文は以下の通りです。
DELETE FROM テーブル名 [WHERE 条件]
「DELETE」は、指定したテーブル内のWHERE句の条件に合致した行を削除します。WHERE句を指定しなかった場合は、テーブル内の全ての行が削除されます。
データを削除してみる
以下のようなデータの入った「testtbl」に対し、「DELETE」を試してみます。

条件を指定して削除する
WHERE句にて条件をつけてDELETEしてみます。
以下の例では「id」が「000002」の行を削除します。
DELETE FROM testtbl WHERE id = '000002' ;
実際に実行すると、対象の行が1行だけ削除されています。

WHERE句で指定した条件に合致する行が複数ある場合でも、対象の行が削除されます。
以下の例では「score」が「80」以下の行を削除します。
DELETE FROM testtbl WHERE score <= 80 ;
実行すると「score」が「80」と「75」の行が削除されています。

条件を指定せずに削除する
それでは、条件を指定せずに削除してみます。
DELETE FROM testtbl ;
テーブルの全ての行が削除されます。

「DELETE」コマンドの使い方は以上です。